F.F.
2021年新卒入社
NTTデータ インフォメーションテクノロジーを知ったきっかけは、大学時代のルームメイト。当時、大学院で就職活動をしていた私に、同社の中国拠点のメンバーである彼が会社のことを教えてくれました。「AIやクラウドサービスの最先端の技術に触れられる」「中国拠点のメンバーと技術協力をして、一緒に働くことができる」など、たくさんの魅力を教えられました。
私は、大学院ではAIモデルの作成を研究していたので、自分にぴったりの会社だと感じました。それに、日本のアニメが好きで日本語も勉強していたので、これは一石二鳥だぞと思ったのです(笑)。
入社後は、小売業のMLOps支援のインフラ担当などを経験しました。現在は、クラウドサービス関連のインフラ構築・運用保守をはじめ、中国拠点への業務委託を行う“オフショア開発”の支援を担当しています。日本と中国のメンバーの間に私が入ることで、技術的にも言語的にも伝達がスムーズになります。自分で言うのは照れくさいですが、日中2拠点の架け橋になれていることがうれしいです。
入社してからの2年半で参加したプロジェクトは、5つです。毎回、新しいAIやクラウドサービスに触れることができて、仕事でありながら、本当にワクワクする毎日を過ごしています。「これはどう触ればいいんだろう?」よりも、「これで何ができるのだろう」と感じるのは、根っからのエンジニア気質のせいかもしれません。
この業界は、日進月歩で技術が発展していきます。使い続けるIT技術もあれば、使わなくなる技術もあります。一方で、新しい技術が登場した時には勉強が必要となります。この仕事に向いているのは、その勉強を常に楽しめる人ではないでしょうか。そして、その技術を用いて、どのようなソリューションを生み出せるのかを妄想できる人だと思います。
どれだけすごい技術が登場しても、それを活用できるかどうかは扱う人次第です。たとえば、話題のChatGPT。同サービスの登場には胸が躍りました。もはや、AIは人間よりも“すごい”のではないか、と少し触れただけで思わせられるほど。ITはどこまで進化を続けるのかと考えると、期待に胸が膨らみます。そして、いつまでも新しいIT技術に興味を持ち続け、そこから何ができるのかを考え続けるエンジニアでありたいです。
先日、半年に1回の面談があり、上司から「成長したね」という言葉を掛けてもらいました。私が会議でファシリテーターを務めている様子を見て、そう思ったそうです。入社当初は、会議で発言するのに勇気がいりましたが、場数を踏むことで場を回す立場にまで成長することができました。オフショア開発の支援においても、エンジニアとして双方の要望を汲み取って伝えることができるようになりました。日本語で会議を実施していく能力が評価されていることも感じられて、自分の自信につながっています。
遠くない未来には、クラウドサービスを用いたソリューション設計関連のプロジェクトに参加できればと思っています。インフラの設計は、クライアントの要望に直に応えられる仕事です。もっと、もっと、頼りになる存在になって、社内外から信頼されるエンジニアになれれば。そのためにも、今後、必要になる知見を蓄えるために、前のめりでプロジェクトに加わっていきます。
入社前のことを振り返ると、NTTデータ インフォメーションテクノロジーの存在を教えてくれたルームメイトには感謝が尽きません。私のこの記事も、だれかの役に立てば幸いです。