G.Qi
2018年入社
Cloud事業部 シニアエキスパート
今では上流工程から下流工程まですべて経験しています。
入社後2年目までは、先輩社員の指示に従いテスト工程を担当しました。何度もテスト工程を繰り返すうちにシステム開発の全体像を掴めるようになり、システム設計が業務のメインとなっていきました。
かつてはプロジェクトメンバーの一人として手足を動かしていたのが、今ではチームのリーダーとして後輩社員を率いています。
金融機関のパブリッククラウドサービスのリニューアルプロジェクトに参画し、クラウド基盤の部分を担当したときのことです。基盤で使用されていたクラウドサービスの数はかなり多くありました。基礎知識は持っていましたが全てに精通しているわけではなかったので、プロジェクトが進んでいく中でかなり苦労しました。ひとりの能力に限界はあったので、それぞれのサービスに長けた有権者や経験者に意見を聞き、最後にはチームとして完遂させました。
良い意味で周囲を巻き込んだことが、リーダーとして踏み出した始めの一歩です。
また、入社5年後に本社に出向したことも成長を後押ししました。出向したのは2年間でしたが、最新技術を直に学ぶ機会をいただけたこと、人的交流ができたことは私のIT人財としての幅を大きく広げています。
金融機関のパブリッククラウドをリニューアルするプロジェクトに携わったときです。
リニューアルといっても新しい機能の追加要望がたくさんあり、チームは要望の理解から始まりました。
要望に合う技術は何かを選定し、詳細設計、実装、テスト、運用に至る過程で何度もトラブルが起こったのです。メンバーそれぞれの理解度の差を埋めることにも奮闘。時間もあっという間に過ぎていきました。
容易に終わる仕事はあまり記憶に残らないのですが、苦労を重ねて最後まで手掛けたシステムが想定どおり動いていると「皆頑張ったな」と思い出す度に何度も達成感を味わえるものです。
成功したときのイメージを喩えて言うなら、ドミノが最初から最後までスムーズに倒れるような感じです。
実際に自分自身がそのサービスを使ったとき、今後も間接的ではあるけれど、色々な人のより良い暮らしを支えなければいけないというITエンジニアとしての使命感が沸きました。
当然ですが、自分もそうだったように新人は社会人生活にも不慣れで悩みもあります。
先輩となった今では若手社員とコミュニケーションを積極的に取り相談役となっています。仕事面をリードするだけではなく、ちょっとした後ろ盾になると随分安心しているように思えます。
具体的には、隔週で30分程度の1on1という形でコミュニケーションを取っています。
仕事の悩みや相談はもちろん、プライベートの話も聞いてあげます。愚痴だけ言うのも全然OK!全ての悩みを解決することはできませんが、同じ経験をシェアすることでちょっとだけ役に立てればそれで嬉しいのです。
いまは情報化社会がどんどん進化し、どの業種にもITが不可欠になっています。
世の中の根幹を支えているこのIT(インフォメーションテクノロジー)業界に来てもらえると嬉しいです。そして私たちの仲間になって欲しい。皆さんの何に対しても恐れないチャレンジ精神にエールを贈ります。