Y.Kato
2010年入社
保険システム部 課長
私が入社したのは2010年ですが、現在に至るまで同じプロジェクトに継続して従事しています。プロジェクト参画当初は主に設計や開発の工程を担当していましたが、その後、要件定義の工程を中心に担当するようになり、顧客との打ち合わせにも参加するようになりました。グループリーダーやアカウントリーダーを経験し、現在ではプロジェクトの成功を左右する要件定義を一手に引き受けています。また、グループリーダーやアカウントリーダーを補佐し、プロジェクトを円滑に進めるためのサポートも行っています。
大規模開発の際、中国グループの開発チームとの協力を通じて、文化の違いから生じる困難を乗り越えてきました。定期的なコミュニケーションを重ね、発生する問題を一つ一つ着実に解決していく中で、信頼できるオフショアのリーダーと出会えたことが大きな転機となりました。何度か日本に来てもらい、直接日本の業務プロセスを理解してもらうことで、より強固な協力体制を築くことができたのは私の財産です。
こうした取り組みが功を奏し、現在に至るまでオフショア開発を継続し、円滑なコミュニケーションと高品質な成果を実現しています。
介護保険システムの維持・保守、法改正対応、機能拡充、機器更改を行っています。主な役割は要求分析や要件定義、資料の作成、メンバーのアサイン、お客様とのスケジュール調整です。また、お客様やエンドユーザからのシステム仕様や法律の解釈に関する問い合わせにも定常業務として対応しています。 さらに、チームメンバーと密にコミュニケーションを取りながら、問題解決に向けた協力体制の構築にも努めています。メンバー一人ひとりとの適切なコミュニケーションを図り、モチベーション管理にも注力することでチーム全体の士気を高めています。
要求分析や要件定義資料を作成する際には、顧客とのコミュニケーションを重視し、相手の知識レベルに応じた資料作成を心掛けています。法改正の際は法の解釈からシステムのリリースまで、短期間で迅速かつ正確な対応が求められます。
また、機能拡充においてはニーズを的確に把握し、それに基づいたシステム要件を明確にすることが重要です。私はこのプロジェクトに20年以上携わっており、制度やシステムに精通しているため、プロジェクト全体の「生き字引」としても信頼されています。
5つのプロジェクトの要件定義を同時に進めなければならない経験をしました。その中でも特に難しい案件が1つあり、法の解釈はもとより、機能を知っている人が少ないという厳しい状況は今でも忘れることができません。
さらに、複数の案件を抱える中でメンバーのモチベーション管理にも苦労しました。限られたスケジュールや複雑な要件に直面する中でチームの士気が低下することがありました。私は定期的に進捗確認のミーティングを設け、メンバーが抱えている問題や不安を聞く場を設け、メンバーの努力を認識し、成果をしっかりとフィードバックすることで、彼らのやる気を引き出したものです。
このような取り組みを通じて、メンバーが安心して意見を言える環境を整え、共に問題解決に向かうことができました。結果として、難しい案件ではありましたが、専門知識を持つ人との協力やメンバーのモチベーション管理の重要性、柔軟なスケジュール調整がプロジェクト成功に繋がることを学びました。この経験を活かして今後もより円滑なプロジェクト運営に貢献できるよう努めていきます。
当社では社員一人ひとりが成長できる環境を大切にしています。私たちの仕事は、常に新しい挑戦に満ちており、日々学び、成長する機会があります。経験やスキルに応じて適切なサポートを提供し、自分自身を高めることができるでしょう。
また、努力が正しく評価される風土も私たちの強みです。あなたが達成した成果や取り組みは、しっかりと評価され、キャリアに反映される仕組みが整っています。社員同士の技術交流を促進するため、定期的に講義や勉強会も開催しています。これにより、最新の技術や知識を共有し共にスキルを高め合うことができます。 私たちは、成長意欲のあるあなたをお待ちしています。